IT業界は主に若者にとって人気の業界であるとともに、既に社会人になっている人達にとっても、変化する社会に適用するために、ITの知識は必要不可欠となっています。しかし、ITの技術を身に着けるのは一朝一夕ではできません。それには相応の難しさがあるのです。

まず、基本的にITやプログラミングについて勉強する際のキーワードは「論理的思考力」です。

プログラミングとは、コンピューターに対する指示書や命令書のようなものだと考えることができます。そして、コンピューターは文字通り「言われたことを言われたように」行うので、論理的に正しい指示を書かないとエラーが発生するのです。

また、エンジニアが課題解決に取り組む際も、この論理的思考力が必要になります。問題の根本原因を論理的に分析し、その結果をプログラミングに反映することが、エンジニアの仕事なのです。

人間は感情を持つ生き物なので、その感情を排除して冷静に考えるには、相当の訓練が必要になるでしょう。

また、エンジニアと一口で言ってもその中には様々な種別があり、必要な知識やスキルも微妙に異なります。こういったエンジニアになるには、広く浅く知識を身に着けるよりも、専門性を高め、より狭い範囲で詳細な知識を身に着けることが重要です。

つまり、エンジニアの基礎的な力として論理的思考力を身に着け、その後は自分の適性や興味関心に合わせて、ネットワーク、サーバー、インフラなどの種別から最適なものを選択し、より専門的な勉強をしていきましょう。